環境省のノラ猫に関する
ガイドラインのお知らせ

2010.11.1

2010年2月に環境省が「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」を公表しました。この中で4ページ(P16-19)にわたり、「飼い主のいない猫」の対策として、不妊去勢手術を行い地域で管理していく「地域猫」活動を本ガイドラインでは推奨しています。さらに行政の役割として具体例が書かれており、「…住民や関係者の連絡調整、ボランティア団体と連携したノウハウの提供、活動グループのネットワーク化、ガイドラインの普及、適正飼養の指導など」が挙げられています。

ノラ猫の問題は地域の問題であり、地域ぐるみで取り組んでいかなければ解決には至れません。そのためには、行政が中立的な立場で間に入ってもらえるほど心強いことはありません。これまでは、ほとんどの自治体がノラ猫問題に介入してくれることはなかったため、このガイドラインは非常に画期的だと言えるでしょう。是非このガイドラインをご活用頂き、人とノラ猫が共生できるような地域づくりをはたらきかけましょう。【後藤章浩】

※ガイドライン全文は環境省ウェブサイトより無料でダウンロードできます。下記「関連リンク」をご参照下さい。

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■関連リンク

・「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」ページ[PDF]
・パンフレット「ふやさないのも愛」ページ
(環境省 動物愛護管理室ウェブサイトへのリンク)