■本会の被災動物救援への協力活動に関して


 財団法人 神奈川県動物愛護協会(以下、本会)は、3月11日に発生した東日本大震災に対して、当面は以下の協力活動を行います。

  • 神奈川県内への退避者の飼育動物に対する一時預託の受入れ
  • 義援金の募集活動(緊急災害時動物救援本部へ送金)

 私どもも現地で被災している動物たちの救済に着手したいのは山々ですが、被災地では人命救助もままならず、物資・食料・燃料ともに枯渇しております。そのような中で、個々の団体が現地に入ることで救援活動を阻害してはならないと考えるためです。
 ただし、緊急災害時動物救援本部と自治体の動物救護本部が連携し、現地被災動物のレスキュー活動が必要になった場合は出来る限りの協力を行いたいと思います。 現地動物愛護団体の活動も少しずつ聞こえるようになって参りましたので、1日も早く支援体制が機能する事を願っております。
 また、本会施設は狭小であるため、一時預託ができる頭数に限界があります。現時点で(3月17日)福島県から3頭の被災犬を一時預かりしておりますが、通常の保護業務もあるため、お預かりがなかなか難しい現状です。大変に申し訳ございませんが、ご相談頂いてもお預かりすることが困難な可能性もありますので、予めご了承下さい。
 また、神奈川県及び県獣医師会に対して、県内への避難者に対する動物の一時保護について協議会を開催して頂くよう要請致しました。神奈川県災害時動物救護マニュアルには該当しないケースではありますが、国全体にかかる被災状況の中、柔軟な対応を望んでおります。
 義援金に関しては、募金箱を本会施設に設置するとともに、本会ホームページにて緊急災害時動物救援本部へのリンク先を紹介しています。

2011年3月19日
会長 山田 佐代子


■緊急災害時動物救援本部リンク
 (財)日本動物愛護協会
 (社)日本動物福祉協会
 (公社)日本愛玩動物協会
 (社)日本獣医師会


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