内閣府「動物愛護に関する世論調査」結果を公表

2010.11.2

 2010年9月、内閣府が7年ぶりに「動物愛護に関する世論調査」を行い、このほどその結果が公表されました。今回は新たに、ペット動物の愛護問題に踏み込んだ質問項目もあります。例えば、飼えなくなった犬・猫の処置について問う質問では、「新たな飼い主をさがす」と答えた人が全体の65.9%と最も高い結果になっています(N=1,939 M.T.=153.7%)。しかし一方、犬猫の殺処分の必要性を問う質問では、「殺処分を行う必要がある」と答えた人は55.8%を占めています(N=1,939)。殺処分に対する意見は動物愛護団体の中でもさまざまありますが、この調査に回答した人がどういう思いで「必要がある」と答えたのかは、興味深いところではあります。

 他にも多くの質問項目と結果が掲載されており、現在の国民の声を知ることができますので、ぜひご覧頂ければと思います。【後藤章浩】

(調査結果は、下記「関連リンク」より環境省のサイトから閲覧できます。また、内閣府による詳細な報告書も下記リンクより閲覧できますのでご参照下さい。)

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■関連リンク

・環境省「動物愛護に関する世論調査」について
(環境省ウェブサイトへのリンク)