(公財)神奈川県動物愛護協会
≪創立60周年記念の集い≫報告

2018年4月20日に、横浜市山手迎賓館にて「創立60周年記念の集い」を開催いたしました。

当日は会員の皆様やご寄付をくださっているご支援者、チャリティ自動販売機を設置してくださっている方々、バザーや里親会の会場をご提供くださっている方々をはじめ、 様々な形でご協力くださっている皆様、そして、保護動物の里親の皆様、ボランティアさんや元スタッフなど、総勢117名が会場にお集まりくださいました。
少しでも動物たちの為に費用や時間を使うべきとも思いましたが、人で言えば還暦にあたる60年目の今年くらいはお祝いをしても良いのではないかという言葉に押され開催致しました。
普段お目にかかる機会の少ない方々にもお会いでき、皆様と協会の歴史を振り返ると共に、未来を見つめる集いが開催できたと思います

会長の開会の挨拶文を、一部抜粋いたします。

「本日は、創立60周年記念の集いに、このようにたくさんの皆様のご来場を頂き、誠にありがとうございます。初めてお目にかかる皆様、いつもお世話になっている皆様、懐かしいお顔ぶれ、そして本日はご来場が叶わなかった多くの皆様、全ての皆様の支えがあり、今日があることを実感しております。

過去にはホウキ1本買うことができなかった時代もあったと聞いておりますが、本当に多くの皆様の支えで創立60周年を迎えることができましたことを心より感謝申し上げます。 今年は動物愛護法改正の年ですが、日本の動物愛護活動は海外先進国に比べ、法律も団体の規模も、未だ数十年の遅れがあります。動物愛護活動を発展させるためには、運営を軌道に乗せなくてはなりません。

横浜、神奈川、そして日本の動物愛護活動の発展を願い、私の挨拶とさせていただきます。」

-2000年より7代目会長を務める山田佐代子-
*のぼり旗は、ボランティアさん達からのプレゼントです*

神奈川県知事代理として動物愛護担当課長の松谷順子様、横浜市動物愛護センター長の及川知子様からのご祝辞、そしてヤマザキ動物看護大学前学部長の小方宗次様よりご祝辞と乾杯のご発声をいただきました。

-ヤマザキ動物看護大学前学部長 小方宗次様-

乾杯の後、ビッフェ形式の立食パーティーと歓談がはじまりました。

会場には、初代会長・故内山登志子氏のお写真、協会の歴史や経年の会報、保護動物たちのパネルなどを展示いたしました。

協会施設のビデオ上映後、テノール歌手の新垣勉様からミニコンサートのプレゼント。

-テノール歌手 新垣勉様-

会場が素晴らしい歌声で包まれ、来場者の心を魅了しました。アンコールにも応えて下さり、会場は大いに盛り上がりました。

そして最後の抽選会では、1等のお食事券がドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」を製作した映像グループローポジションの土屋トカチ様に当選しました!

-2009年から公開された映画「犬と猫と人間と」の飯田基晴監督(左)と土屋トカチ様(右)-

次回作は地域猫!! 現在鋭意作成中とのお話でした。

そして、最後は当協会で30年以上理事を務める、兵藤先生より閉会の挨拶をいただきました。

-動物愛護と動物福祉の未来を熱く語る兵藤哲夫先生-

当協会の活動を振り返りながら、これからの動物愛護、そして動物福祉について熱く語ってくださりました。

瞬く間に時間は過ぎてしまいましたが、まさに60周年にふさわしいイベントとなりました。

ご来場いただいた皆様の温かい言葉に役員スタッフ一同心から感謝いたしております。

60周年という節目の年を向かえ、今後、いっそう活動に精励していく所存でございます。今後とも、なにとぞご支援ご指導を賜りますようお願い申しあげます。

誠にありがとうございました。

     

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